アルファロメオ ジュリエッタ スパイダー 1955
アルファロメオ ジュリエッタ スパイダー 1955 ( Alfa Romeo Giulietta Spider 1955 )
イタリアを代表する上級自動車メーカー、「アルファロメオ」の小型乗用車、ジュリエッタのご紹介です。
このジュリエッタは、三世代のシリーズがあります。
初代が、1954年から1965年まで製造されたもの。二代目は、1977年から1985年のもの。三代目は、2010年より発売を開始しています。
車名は同じですが、それぞれの技術的なつながりはありません。
今日ご紹介しているのは、1955年製造の初代モデルです。
初代のジュリエッタは、第二次大戦後、量産車メーカーに転身したアルファロメオが、生産規模を拡大する為に開発した小型モデルです。
1955年から、カロッツェリア(乗用車のデザイン・製造を行う業者)である、ベルリーナと、ピニンファリーナがデザイン・車体製造を行ったのが、このスパイダーモデル。
エンジンはアルファロメオに相応しくアルミ合金製1,290cc DOHCで、初期モデルは54psです。
ジュリエッタ系は一般市民(西ヨーロッパ)でも無理をすれば手が届くスポーティーカーとして大成功を収め、アルファロメオの経営基盤を確立させました。
なお、アルファロメオは、現在は経営難に陥ったのもありフィアット傘下企業となっています。
[出典]Car And Classic
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