メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955

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メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955 ( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955
( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

ドイツ、「ダイムラー」を代表する有名ブランド、「メルセデス・ベンツ」の300SLR。
このモデルは、メルセデスのレーシングスポーツカーであり、1955年の世界スポーツカー選手権に登場しました。
1954年のF1世界選手権に登場したF1マシン、W196をベースにして、2座席スポーツカーに改装したものになります。
レースカテゴリの違いにより、仕様の変更点はありますが、シャーシやブレーキ、サスペンションといった基本構造は共通のものとなっています。

車名の”300″は3リッターエンジン、”SLR”はドイツ語でSport, Leicht, Rennwagen(スポーツ・軽量・レーシングカー)をあらわしています。
その名称やスタイリングから、名モデル、市販スポーツカー300SLのエボリューションモデルと連想させられますが、関連性はありません。
宣伝効果を狙って、わざと似たネーミングにしたと言う話もあります。

ボディスタイルは、クーペとオープンタイプがあります。
当初はクーペスタイルとする予定でしたが、ドライバーから「視界が悪い」「熱がこもる」「騒音がひどい」といった反対意見があり、オープンボディが採用されて行くことになります。
ボディは軽量のマグネシウム合金製で、ボディサイドに排熱用のエアスクープが空いている点が特徴的。
クーペタイプは300SLと同じく、スペースフレームの構造上ガルウィングドアを採用しています。おもにレース開催地への移動用・練習用に使われましたが、ワークス活動の休止により、陽の目を見ませんでした。

本日掲載しているフォトは、レース活動休止後、設計者のルドルフ・ウーレンハウトが、プライベートカーにして公道で運転したものです。
ウーレンハウト・クーペと呼ばれており、ボディ右サイドの排気管に大型のサイレンサーを付けているのが特徴。
1968年の東京モーターショーでメルセデス・ベンツのブースに展示されました。
エンジンは、3.0L 8気筒。310HPです。

メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955 ( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955 ( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955 ( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955 ( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955 ( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955 ( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955 ( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955 ( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955 ( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

メルセデス・ベンツ 300 SLR ウーレンハウト クーペ 1955 ( Mercedes-Benz 300 SLR Uhlenhaut Coupe 1955 )

[出典]Boldride.com

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