フェラーリ 275 GTB/4 スカリエッティ 1967
フェラーリ 275 GTB/4 スカリエッティ 1967 ( Ferrari 275 GTB/4 Scaglietti 1964 )
イタリアの名門、フェラーリの1960年代のクラシックフェラーリ、「フェラーリ 275 GTB/4 スカリエッティ」です。
フェラーリ 275シリーズは、1950年代から60年代前半のフェラーリの名車、フェラーリ 250シリーズの後継シリーズとして開発されたスポーツカーです。
それまで市販されていたフェラーリのロードカーがレースカーをベースに作られていたのに対し、最初からロードカー・グランドツアラーとして設計されているため、格段に遮音・断熱などが向上し快適に運転ができるようになりました。
275系は、多くのバリエーションが存在する上に、顧客のオーダーにより様々な仕様のものがあります。
275GTBは、デファレンシャルギアと一体のトランスアクスルとし後軸位置に置くトランスアクスル レイアウトを採用し、ハンドリングに関しては世界中から賞賛を集めました。
ボディデザインは数々のクラシックフェラーリを手掛けてきた、有名なカロッツェリア、ピニンファリーナ。
製造は、同じくカロッツェリアである、スカリエッティによるものです。
275GTB/4は、1966年のパリ・サロンで発表されたモデルで、新設計のシリンダーヘッドを採用し、フェラーリのロードカーとしては初の4カム、かつドライサンプエンジンを採用しました。
販売期間は1966年〜1968年。350台ほどが生産されています。
[出典]RM AUCTIONS