ポルシェ 356A 1600S コンバーチブル D 1959
ポルシェ 356A 1600S コンバーチブル D 1959 ( Porsche 356 A 1600 S Convertible D 1959 )
ドイツの自動車メーカー「ポルシェ」の 356A 1600S です。
ポルシェ356は、ポルシェが1948年から製造を開始したスポーツカーであり、ポルシェの名を冠した初のモデルです。
高性能と居住性、実用性の3つを高い次元でバランスよく満たした小型スポーツカーで、第二次世界大戦後の小型スポーツカーの分野における一つの指標とされました。
356A は、1955年10月より生産開始され、販売されたモデルです。
フロントのウインドシールドガラスが曲面になり、屋根の前端部も変更されています。
後部エンジンルーム内カバーパネルが2重に変更。内装は合成革が標準で本革シートは注文装備です。
インパネ上部がソフトパッド付きとなり、イグニッションキーとエンジンスタータボタンが一体になっています。
本日の 356A 1600S コンバーチブル D は、1959年のモデルです。
シリンダーが軽合金製から鋳鉄製に変更され、ローラーベアリングがプレーンベアリングに変更されたもので、オープンカーとしても屋根付きとしても利用できるスタイルであるコンバーチブルモデル。
Dは、ボディーメーカーであるドラウツから来ています。
ポルシェらしいアイデンティティを持ったスタイルですが、どこかフォルクスワーゲンを彷彿させる愛らしさがあります。
(現在、ポルシェはフォルクスワーゲングループ傘下になっており、ちょっと皮肉めいてますが。)
[出典]RM AUCTIONS