フォード GT 2005

フォード GT 2005 ( Ford GT 2005 )

アメリカの自動車メーカー「フォード」が開発したスポーツカー、フォード GT です。
フォード GT は、かつて1960年代にル・マン24時間レースなどで活躍したレーシングカーである、名車、フォード GT40 のリメイクモデルです。
フォード100周年を記念して限定1,500台がフォードと関係の深いアメリカ、カルフォルニア州のサリーンの工場で2005年から2006年まで生産されました。

かつての「GT40」という名称には商標登録の問題があり、結局、このリメイクモデルは、フォードGTという名称で販売されることになりました。
GTの開発に当たり、チーフデザイナーにカミーロ・パルドが担当。
GT40を彷彿とさせながら現代のテイストをふんだんに盛り込んだ、スーパーカーとなっています。
なお、「GT40」の車高は40インチですが（それが車名の由来にもなってますが）、「GT」のほうは44インチ強。

駆動方式はミッドシップ（MR）で、V8エンジンを縦置きし、その後ろにデフとギヤボックスが配置されるという、レーシングカーとしてオーソドックスな作りをしています。
オリジナルの「GT40」は右ハンドルでしたが、このフォードGTは左ハンドルであり、イギリスでも左ハンドルのまま販売されています。

また、2015年のデトロイトモーターショーにて、このフォードGTの2世代目のモデルが発表されました。
生産は2016年から。新世代のスーパースポーツとして、往年の名称を受け継ぎ、まったくあたらしいクルマへと生まれ変わったモデルとなるようです。