フェラーリ 250GT LWB ツール・ド・フランス 1957
フェラーリ 250GT LWB ツール・ド・フランス 1957 ( Ferrari 250 GT LWB Tour de France 1957 )
イタリアの名門、フェラーリの1950年〜1960代を代表する名シリーズ、250シリーズの、250GT LWB ツール・ド・フランス です。
フェラーリ 250シリーズは、1953年から1964年にかけて生産されました。
大きく、レーシングモデルとロードカーモデルがあり、共に初期のフェラーリで大成功を収めたシリーズです。
様々な派生モデルが存在します。
250GTは、250シリーズの公道仕様モデルです。
フェラーリ 250GT ツール・ド・フランス は、1956年から1959年に生産されたモデルで、250GTのコンペティションモデル。
エンジンはV型12気筒、2.953ccの280馬力/7.000rpmを搭載、ほぼ同時期に生産されていた250GTボアーノ/250GTエッレーナより高いチューニングが施され、ボディは軽量なアルミ製となっています。
デザインはカロッツェリアの、ピニンファリーナが担当、製作はスカリエッティが担当。
1957年にボディに大幅な変更行われ、生産台数は94台。
伝統的なフェラーリのコンペティションモデルとされてます。
フランスのレース、ツール・ド・フランスで8年連続総合優勝する活躍をしました。
クラシックフェラーリの数々の名車をデザインしてきた、ピニンファリーナによる格調高いヨーロピアンで、かつスポーティーな雰囲気が印象的です。
なお、LWBとは、ロングホイールベース(Passo Lungo)モデルの事。
フェラーリ250GTモデルは、2,400mmのショートホイールベース(Passo Corto/SWB)と2,600mmのロングホイールベース(Passo Lungo/LWB)があります。
ほとんどのコンバーチブルモデルはSWBでした。
[出典]Boldride.com