フェラーリ ディーノ 246 GT ティーポL 1970
フェラーリ ディーノ 246 GT ティーポL 1970 ( Ferrari Dino 246 GT Tipo-L 1970 )
イタリアの名門ブランド、フェラーリの ディーノ 246GT です。
ディーノ 206/246 は、フェラーリが、製造した初のミッドシップ2座席スポーツカー。
しばしば、「フェラーリ・ディーノ」と呼ばれ、フェラーリのエンブレムを付けている車も多いですが、本来、ディーノはフェラーリとは別ブランドとされています。
フェラーリ唯一のV型6気筒エンジン搭載市販車であり、現代V8フェラーリの始祖的存在です。
フェラーリ ディーノは、フェラーリの創業者エンツォ・フェラーリの長男で、1956年に夭折したアルフレード・フェラーリ(愛称:ディーノ)が病床でアイデアを出したとされる65度V型6気筒DOHCエンジンを持ち、V型12気筒の既存車種とも区別するため、新しく長男の名前でブランディングされたシリーズ。
1967年より製造された初期モデルが、ディーノ206GTです。
その後継及びパワーアップバージョンとして1969年から登場したのが、ディーノ246GTです。
246GTはスチール製ボディに鋳鉄製2.4リッターV6(195ps)を搭載。
軽量ボディと低い重心によって優れた操縦性を備えた、評価の高いモデルです。
今日掲載しているのは、1970年製の、ティーポLと言うタイプ。
246GTにはティーポL、M、Eがあります。
ティーポLは、1969年終盤から1970年を通して作られました。
ノックオフ式センタースピンナーを備えるホイールを履き、フロントのコーナーバンパーはグリル開口部に食い込んでおり、リアのライセンスプレート照明灯がコーナーバンパー端部に位置し、トランクリッドのレリーズボタンが外部にあり、ヘッドレストがリアバルクヘッドにマウントされていました。
ボディはスチール製ですが、フロントリッドはアルミ製です。