フェラーリ 625/250 TRC 1957

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フェラーリ 625/250 TRC 1957 ( ferrari 625/250 TRC 1957 )

この1957年に製造されたフェラーリ「625/250 TRC」は、世界に2台しかない、最も貴重で希少価値の高い魅力的なフェラーリです。
スレンダーなボディに、流線型の美しいモデリングが印象的。
元々はフェラーリの輸入業者だったアメリカのジョン・フォン・ノイマンが所有していたもの。
彼は新車の「625 TRC」を2台購入。
625 TRCには、フェラーリがルマン向けに開発した2.5リッター4気筒のレース仕様エンジンが搭載されていましたが(625 × 4 = 2,500)、ノイマンはフェラーリに新品の3リッターV12エンジン(250 × 12 = 3,000)をオーダーし、これと積み替えました。
625/250と呼ばれるのはこの為と言われています。

フェラーリのファクトリーで製造された625 TRCは、ノイマンが所有していた2台しか存在しないと言われており、とても希少性の高いモデル。
うち1台は今回紹介しているアルミベースのボディカラー。
もう1台はフェラーリらしい、鮮烈なフェラーリレッドの配色です。

なお、冒頭の写真は、有名なカーフォトグラファー、Michael Furmanによるもの。1950年台の車とは思えないどこが未来的な雰囲気ものぞかせながら、非常に美しい洗練された造形美です。
リア・フェイスも中々にモダンで美しいです。

[出典]conceptcarz

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