ベントレー S1 コンチネンタル ドロップヘッド クーペ 1956
ベントレー S1 コンチネンタル ドロップヘッド クーペ 1956
( Bentley S1 Continental Drophead Coupe 1956 )
イギリスの高級車・スポーツカーブランド「ベントレー」の1956年製造の、ベントレー S1 コンチネンタル ドロップヘッド クーペ です。
ベントレーは、1918年に設立されました。1924年-1930年にル・マン24時間レースで5回の優勝を飾るなどモータースポーツで名を上げ、高性能スポーツカーメーカーとして世界の富裕層に好んで使用されました。
しかし、その後、1931年に、ロールス・ロイスに買収され、レース活動が封印されました。
1998年以降は、ドイツ・フォルクスワーゲングループ傘下となり、同グループのフォルクスワーゲン部門に属しています。
ベントレー S シリーズは、ベントレーが1955年から1965年に製造した乗用自動車。
デザインは、ロールス・ロイスによるもので、ロールス・ロイスらしい高級車の風格がよく出ています。
同時発売されたロールス・ロイス・シルヴァークラウドと兄弟車であり、エンジンも全く同じとなっています。
ベントレー S1 は、ロールス・ロイス・シルヴァーレイスの4,887ccエンジンをベースに圧縮比を7.25に上げ、スキナーズユニオン製ツインキャブレターを装備しています。
4ATなどメカニカルなコンポーネントはほとんどロールス・ロイス・シルヴァーレイスからの流用。サスペンションはメカニズムに多少の強化が行なわれたが基本的にロールス・ロイス・シルヴァードーンからの流用となっています。
今回掲載しているクルマは、RM AUCTIONで競売に掛けられたもの。
赤をベースにした配色が、クラシカルな高級車然としたスタイルと対比的な印象を見せており、何とも不思議でユニークな雰囲気のクルマとなっています。
[出典]RM AUCTIONS