ジャガー XK-D 1955
ジャガー XK-D 1955 ( Jaguar XK-D 1955 )
イギリスの高級車メーカー、「ジャガー」の、1954年から1957年の間販売されたレーシング・カー、XK-D(Dタイプ)です。
1951年と1953の間に製造されたレーシング・カー、Cタイプの後継モデルとして製造されたのが、このDタイプ。
基本的なメカニズムはCタイプの発展型となっており、戦闘力が引き上げられています。
1955年のル・マン24時間レースで優勝を飾っています。
デザインは、数々のジャガーのモデルを手掛けてきた、マルコム・セイヤーズによるもの。
風洞実験を繰り返して練り上げられたその造形は、極めて洗練され、美しく流麗なデザインとなています。
運転席後方につけられたフィンが特徴的なデザインで、長時間に及ぶル・マン24時間レースにおいて直進性を高めるのに寄与したとも言わています。
2シーターのコクピットデザインも独特で、魅惑的な雰囲気を醸し出しています。
クラシックカーコレクターで有名なファッション・デザイナーのラルフ・ローレンのコレクションの一つです。
エンジンは、3.4リッターの直列6気筒DOHCで、1955年のモデルは270馬力のパワー。
ボディはオールアルミで、中心部がモノコックとなっています。
[出典]Conceptcarz, My Modern Met